31日 12月 2015
長年、患者さんを治療してきて思うことなのですが、毎年「仕事初めにぎっくり腰を起こした」との問い合わせがとても多いということです。原因は様々なのですが、中でも一番多いのは、股関節周囲の殿筋から腰部の筋肉の硬化からくるぎっくり腰です。お正月休みの間ずっと座りっぱなしで呑んで食べてその結果、殿部から腰部の筋肉が硬くなるというパターンがとても多いのです。やはりと言うか圧倒的に男性からの問い合わせが多く、女性からの問い合わせは少ないです。女性は家事で頻繁に立ったり座ったりを繰り返しているので殿筋が硬くなりにくいのが理由だと思います。ぎっくり腰で辛い新年を迎えないためにも休み中は毎日20分でいいので大股でウォーキングをして殿部周辺の筋肉の硬化を防ぎましょう。
17日 11月 2015
私のおすすめの一品は、我孫子で鍼灸院を開業している友人から勧められた、小林製薬から出ている「ハナノア」という鼻洗浄の商品です。のどと共にからだの中で大切な場所の一つが鼻の粘膜です。1パーセントの食塩水でうがいと一緒に鼻を洗浄することにより風邪にかかりにくい丈夫な体になっていきます。慣れないうちは食塩水を少しぬるくして使うと楽だと思いますよ。 価格も手頃なのでぜひ、試してみてください!
03日 11月 2015
しつこくて痛い魚の目、色々試してもなかなか治らない方にお勧めなのが紫雲膏(しうんこう)です。 ドラッグストアへ行けば大抵売っています。それを毎日根気よく擦り込んで下さい。効果てきめんです。 長年、魚の目で悩まされている患者さんからも大好評です! ぜひ、試してください。オススメです!! 追記 1 紫雲膏で効果が表れなければ、お灸が効きます。...
18日 10月 2015
貧血にお灸がとても効くと言う話ですが、ここで言う貧血とは一般の方が言われている立ちくらみとは違ってヘモグロビンなどが減少することを言います。身体のどこからか出血をしていたり再生不良性貧血などが原因の場合は別にして、鉄分が足りない貧血の多くは鉄分が足りないのではなく、身体の中での鉄分の吸収率が悪いから貧血になるのです。吸収率が悪いところに医療機関などから出される鉄剤のサプリメントを摂取すると気持ち悪くなる方も多いと思いますが当然だと思います。多田鍼療院では手首と足首のつぼを使うことにより胃液のPHを正常にして普段の食事に含まれる鉄分を吸収しやすい状態にします。毎日3か月間、左右4ヶ所のつぼに自宅でお灸をすることにより減少していたヘモグロビンの数値も上がり貧血が改善していきます。足りないから補充すると言う対症療法的な考え方をする前に、なぜ自分の身体は鉄分が足りないのかを考えた方が根本的な治療的な治療につながると思います。
17日 10月 2015
多田鍼療院に通われている患者さんはご存じの方も多いと思いますが、鍼灸治療の経験のない方で知らない方がとても多いのが逆子にお灸がとても良く効くという事です。筑波技術短大教授の形井秀一氏の報告ではお灸で逆子が治る成功率は7割から9割だそうです。逆子になる母体の体質を変えていくので逆子体操より効果的だと思います。一般的には逆子のままでの出産は母体にとって、とてもリスクが大きいので帝王切開になるのは当然ですが、自然分娩の方が母体にとっても後々いいので、帝王切開は最後の手段にとっておいて、その前に母体に優しく効果の高いお灸治療を試し、それでも治らない場合は帝王切開という選択が良いと思います。逆子治療は鍼灸院だけでなく病院でも行っている所もありますのでインターネットなどで探してみるといいと思いますよ。
15日 10月 2015
前回、肩甲骨の間の筋肉の話しましたが、この周辺の凝りは酸素の取り込みの妨げになります。特にマラソンランナーやサッカー選手などの持久系のスポーツをしている方たちにも重要な場所です。他にも野球やゴルフやテニスなどのスィングにも関係のある筋肉の一つです。長くスポーツを続けるために、そして故障をしにくい体にするために筋肉を鍛えることばかりではなく、イチローのように筋肉を柔らかくすることも意識していきましょう。
15日 10月 2015
パソコンやスマートフォンや事務仕事などは、首や肩こりの原因になりますが、肩甲骨の間の筋肉もつねに緊張して硬くなり筋膜も癒着してきます。肩甲骨の間の筋肉は酸素の取り入れに関係してきますので、ここが硬いとこれからの季節に風邪を引いて咳をし始めると治りづらくなったり酸素が充分に体内に取り入れられないことにより慢性的な疲労を感じる元にもなります。凝りが強くなってくるとストレッチだけではほぐれにくく、治療が必要になってきますので、小まめにストレッチをする事をお勧めします。
08日 10月 2015
スマートフォンに限ったことではありませんが、私の師匠の長野潔先生は、「眼が疲れると脳が疲れる、脳が疲れると全身が疲れる」とおっしゃっていました。とても怖い事だと思います。東洋医学は、西洋医学とは違いつねに全身を見ていきます。全身の疲労はあらゆる病気の根っこになります。眼の使い過ぎには気をつけましょう。
06日 10月 2015
ストレスには精神的なストレスもあれば、肉体的なストレスやここ数年の異常気象による人体へのストレスもあります。人間のからだは、ストレスの影響を受けると様々な症状を表します。例えば、腎臓では尿を作る量が減ったり、胃では消化酵素の生産量が落ちたり、腸では食べ物を送り出す速度が落ちたりします。鍼灸治療は自律神経を安定させてストレスの影響を受けずらい体を作って行きます。特に自宅で出来るお灸療法はおすすめです。日々の生活に鍼灸を取り入れ丈夫なからだ作りをしていきましょう!
26日 8月 2015
秋は寒暖の差が激しく免疫力が下がりやすい季節です。風邪をひいたり腰痛になったり体調を崩しやすい季節です。現代人はストレスや外部環境の変化より免疫力を低下しやすい環境で毎日過ごしていかなければなりません。2000年以上前から行われている免疫力を高めるとても効果的な治療法の鍼灸を毎日の生活に取り入れて病気になりにくい丈夫な体を作っていきましょう。