毎日暑いですね…。
観測史上初めての6月中に梅雨が明け、その後はずーっと猛暑が続いています。
今年は台風も多いそうです。
東洋医学ではこのような外からの影響(猛暑や台風等)を“外邪”といいます。
外邪は身体に多くのストレスを与えます。
このストレスが今年は尋常じゃないと思います。
ストレスは免疫力を低下させ疲労回復を遅らせます。
いつもと変わらない生活を送っていても、免疫力が低下していると疲労が取りきれず少しずつ蓄積しています。
これが秋になって身体に悪さをします。
梅雨明け以降、多田鍼療院には免疫力低下からくる様々な症状の問い合わせが今年はとても多いです。
問い合わせのなかで一番多いのは、腰痛。2番目は睡眠障害、3番目は皮膚疾患や耳疾患等。
しかし、常日頃から定期的に鍼灸治療を受けている患者さんたちは、このような異常気象の中でも大きな体調の崩れが無いんです。
やはり、日頃から鍼灸治療で免疫力を強化しているといざという時に差が出るなぁって思いました。
これからも毎年異常気象が起こります。
異常気象という強力な“外邪”にも負けない丈夫な身体作りを常日頃から心がけましょう!
継続は力なり…。
患者さんに接して30数年間。
今年は特にそう思います。