いつも不思議に思っているのは、健康診断や検査を受けていれば安心している方が意外に多いことです。
特に健康診断です。
よく聞くのが、健康診断が近いから『酒をやめている』とか『野菜中心の生活にしている』などです。
まるで、学生が学校の先生に怒られるからその時だけ良い子になっている様にしか思えないんです。
そして健康診断が終わったらすぐに安心してもとの不摂生の生活に戻る…。
健康診断の本来の目的は、いつも通りの生活のままで健康診断を受けて異常値が見つかれば日頃の生活を正すのが正しい受け方だと思うんです。
当たり前のことですが、健康診断は治療ではありません。
何回受けても受けるだけでは健康にはなりません。
でもなぜか健康診断を受けていれば安心して、日頃は甘い物をたくさん食べたり飲んだり、喫煙や暴飲暴食をしている方が多いんですよね。
多田鍼療院に来院されている元気な高齢者の患者さんがよく口にするのが、『あまり健康診断は受けてないわ』って言われることです。
これはびっくりなのですが、でもこの方たちは日頃の生活を気をつけて、不摂生をせず、好きな趣味を持ち、くよくよせず、気の合ったお友だちと楽しく会話をして毎日を送っています。
私は健康診断を否定しているのではなく、日々の生活の方がもっともっと重要だと思うんですよね。
それプラス、免疫力が上がりしかも手軽に毎日自分で出来る『お灸』を日々の生活に取り入れたら最高だと思います。
以前、カナダで鍼灸治療をしていた時に思ったのが、日本と違い北米、ヨーロッパを中心とした西洋での『鍼灸治療』への関心のとても高いことです。
患者さんだけでなく、西洋医学のお医者さんもです。
以前にも言いましたが、アメリカのハーバード大学の医学部でも20年以上前から松本岐子氏による長野式鍼灸を中心とした鍼灸治療を卒後の教育として取り入れています。
正に、西洋、東洋両医学の融合です!
近い将来、逆輸入の形で日本にも鍼灸ブームが来ることは間違いないと確信しています。
すでに多田鍼療院に鍼灸治療を受けに来られている患者さんは『先見の明』があるなぁっていつも思っています。
笑
まずは、『毎日自宅でお灸』試してみて下さい。
やるかやらないかでは人生大きく変わりますよ!
いつやるの?今でしょ!(古い… 笑)