股関節

 久しぶりの投稿になりました。
なかなか時間がなく書けなくてすみません(言いわけ…。 笑)
毎日治療をしていると股関節周辺の筋肉がカチカチの人が本当に多いです。
股関節が硬いと腰痛や膝関節痛はもちろんのこと、膝に水が溜まる、婦人科系疾患、難産、冷え性…。変形性膝関節症にもなりやすくなってしまいます。
医療機関では膝関節痛の治療で、痛み止めを打ったり、ヒアルロン酸を打ったり、電気をかけたり、太ももの筋トレをしたりはしているようですが、肝心の股関節の治療が抜けているケースがほんとに多いと思います。
おそらくレントゲンなどで骨は見ても、同じように重要な“筋肉の触診”をしていないのだと思います。
これでは、根本からの治療をしているとは言えません。
そのほか股関節が硬いことから、病気ではないけど、足の上がりが悪くなりちょっとした段差でもつまづきやすい、階段の上りが辛くなる、スポーツのパフォーマンスも悪くなってきます。
高齢者の場合、股関節が硬いと転倒しやすくなりそれが原因で骨折、入院っていうこともありとても危険です。
骨密度を上げるのは大切なのですが、股関節周辺の筋肉を柔らかくして、骨への負担をかけないようにする、転倒しないようにすることも同じように重要なのですが、日頃からそのケアをしている方はとても少ない気がします。
筋トレだけでは柔らかいいい筋肉にはなりません。
股関節周辺の筋肉のストレッチは自分ではなかなか難しいです。(特に中殿筋や大腿筋膜張筋)
人間は朝起きてから夜寝るまで毎日、股関節に負担をかけています。
将来寝たきりにならない為にも定期的な股関節の治療をおすすめします。