新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
昨年から多田鍼療院が特に重要視し取り組んでいる治療法が2つあります。
1つは胃を含めた腸内環境(腸内フローラ)を改善する治療です。
東洋医学では2000年以上前から胃腸をとても重要視していますが、ここ数年、現代医学の研究では腸内環境の悪化が様々な病気の原因になる事が分かってきました。
一見関係なさそうな脳の病気にも深く関係があるようです。怖いですよねー。
この身体にとってとても大切な腸内環境を整えることにより様々な病気を未然に防ぐことが期待出来るのです。(私も常に腸内環境を良くするために自分の身体にお灸をしています。)
もう1つは、慢性的な痛みの原因とも言われている、脳のDLPFC(背外側前頭前野皮質)の活性化です。
これは、なかなか簡単には説明しずらいのですが、「ストレスや慢性的な痛みなど、様々な原因によりDLPFC
の体積の減少、縮小し、または機能低下が見られると痛みの回路の興奮が収まらずに、鎮痛の仕組みが衰えることになる。
痛みだけでなく、ネガテイブな感情もコントロールしにくくなる。
うつ病の患者さんでもDLPFC の減少、縮小が見られるという。
ドーパミンの減少(パーキンソン病)でも同様のDLPFC
の変化が見られ、アメリカではパーキンソン病患者の70%〜80%は疼痛に悩まされているという。」
と、一昨年、NHKの医療の特集番組で放送されていました。
多田鍼療院ではこの“DLPFC
の活性化”を、身体に副作用の無い安全な『鍼灸治療』で行なっています。
ついでにもう一つ付け加えると、現代では飲食物の中に入っている防腐剤や添加物など様々な身体に良くないものが知らず知らずに口から入ってきます。
私たちの身体には「解毒」という素晴らしい機能が備わっています。しかし、現代ではその解毒機能を大きく上回る、身体にとって悪いものがたくさん入ってきているため、解毒が追いついていかないのが現状です。
鍼灸で解毒治療することにより、本来ある身体の解毒機能を高めていく効果があります。
鍼灸治療を定期的に受けることで、身体本来の自然治癒力を高め、病気に罹りずらい丈夫な身体にしていきます。
もちろん免疫力にとても重要な扁桃治療や瘀血治療、内分泌治療など、上記の治療法以外にも様々な治療法がありますのでお気軽にご相談して下さい。
今年も鍼灸治療で健康な体づくりをしていきましょう!
院長 多田雄志
※上記の治療は長野潔氏、、松本岐子氏の考えた治療法を活用させていただいております。