貧血にお灸がとても効くと言う話ですが、ここで言う貧血とは一般の方が言われている立ちくらみとは違ってヘモグロビンなどが減少することを言います。身体のどこからか出血をしていたり再生不良性貧血などが原因の場合は別にして、鉄分が足りない貧血の多くは鉄分が足りないのではなく、身体の中での鉄分の吸収率が悪いから貧血になるのです。吸収率が悪いところに医療機関などから出される鉄剤のサプリメントを摂取すると気持ち悪くなる方も多いと思いますが当然だと思います。多田鍼療院では手首と足首のつぼを使うことにより胃液のPHを正常にして普段の食事に含まれる鉄分を吸収しやすい状態にします。毎日3か月間、左右4ヶ所のつぼに自宅でお灸をすることにより減少していたヘモグロビンの数値も上がり貧血が改善していきます。足りないから補充すると言う対症療法的な考え方をする前に、なぜ自分の身体は鉄分が足りないのかを考えた方が根本的な治療的な治療につながると思います。